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「ビタミンCは皮膚投与の方が有効」 抗酸化の父レスターパッカ―博士

      2018/07/13

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抗酸化の父として世界的に名高いレスターパッカー教授(Lester Packer/南カリフォルニア薬科大学教授・国際フリーラジカル学会会長)の書籍(研究結果)内容を一部拝借させていただきます。

抗酸化成分は体の表面(皮膚)にも不可欠

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抗酸化成分の作用は、体の内部だけではなく、体の表面にも大きな効果を与えます。体のあらゆる細胞が抗酸化成分を必要としていますが、皮膚の細胞も例外ではありません。皮膚は単なる保護組織と考えられやすいですが、実際には最もはげしく新陳代謝している器官のひとつです。事実、皮膚は生体にとって大変重要な役割を果たしており、健康維持に不可欠です。皮膚はウイルス、最近、菌類など、様々な外敵に対する防御の最前線であり、体液保持と体温維持にも不可欠と言われています。

 

皮膚は日光やオゾンなどの環境因子に絶えずさらされています。そのため、フリーラジカルの攻撃を受けやすい器官です。フリーラジカルを大量に発生させるタバコの煙も皮膚老化の主要な原因となります。これらの環境ストレスから皮膚を保護しなければ、老化や皮膚がんも生じる可能性があるようです。皮膚の老化を防ぐ最も効果的な方法は、皮膚局所の抗酸化成分を高濃度に維持することが重要です。

 

皮膚は加齢によって変化する

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ストレスの有無にかかわらず、皮膚には加齢による変化も見られます。皮膚は、目に見える外側の表皮と見えない深部の真皮など、様々な層から形成されています。表皮の最も外側では成熟した細胞がはがれ落ちて行き、常に新しい表皮細胞と入れ替わりながら新陳代謝をしています。そのため、若いときには新鮮でみずみずしい輝きがあります。しかし、年をとるとすり減って乾燥したほうに見え始めてしまいます。これは、新しい細胞による新陳代謝が低下し、古い細胞がはがれ落ちずに重なりあっているためです。

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年をとると古い皮膚は若い皮膚よりもくすんで見え、真皮におけるコラーゲン産生が低下して皮膚にしわや細い線が刻まれます。同時に、皮膚の微小循環機能がゆっくりと低下し、血液と栄養分の供給も低下して行きます。このため、老人の皮膚細胞は適切な栄養補給を受けられず、保湿を助ける細胞成分の合成が低下して、乾燥してしまいます

 

これらの変化は加齢に伴って起こりますが、紫外線(UV)にあたるとそれがさらに劇的に進んでしまいます。紫外線によるこの皮膚老化は光老化とも言われています。

 

紫外線は老化を劇的に加速させる

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いつも太陽光にさらされる顔の皮膚とそうでない体の皮膚を比較すると、劇的な差が分かります。人の顔の皮膚は老化により粗くなり、しわやシミができますが、太陽光を浴びていない皮膚は柔軟で、しわもなく滑らかだったんです。これは野外での労働や海岸などでの日光浴でも起こります。

 

日光の紫外線にはUVAとUVBの2種類があります。日焼けの原因となるUVBに当り続けると皮膚に炎症反応がおこります。UVAは皮膚の深部にまで届きますが、通常は日焼けを起こしません。問題は、両UVがタンパク質、脂肪、およびDNAを傷つけるフリーラジカルを発生させるということです。

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UVAやUVBによる組織損傷は一見目立たないのですが、それが長年にわたり蓄積されると目に見える大きな悪化が現れてしまいます。一般に、30歳を超えてくると、それまでに浴びたUVの長期作用により皮膚の色やしわなどが目立つようになります。

紫外線による老化の加速を、皮膚内の抗酸化成分が身代わりになってくれている

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UV照射実験を行った際、UV暴露後に皮膚内のビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10等の抗酸化成分が急速かつ劇的に減少することが判明しています。これは皮膚組織内でも”皮膚を守るために”これらの抗酸化成分が身代わりになって保護作用を発揮していることが分かります。

 

抗酸化成分は皮膚組織内でも相互に再生し合うので、抗酸化成分を外部から投与して抗酸化ネットワークを支えることが大切と言われています。もちろん、散布裏面との経口摂取により皮膚の抗酸化成分濃度を上昇させることはできるが、皮膚へ直接投与するほうがはるかに有効であるとレスターパッカ―博士は自らの著書で書いています。加齢とともに顔と首の皮膚が傷つきやすいので、この部分に抗酸化成分を使用することを薦めています。

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特に皮膚に塗る抗酸化成分の中でも、ビタミンCの役割が皮膚には非常に重要です。実際に研究では、皮膚に塗られたビタミンCがコラーゲンの新生を刺激することも判明しています。ビタミンCはコラーゲンの生産に不可欠ですが、皮膚中の利用可能なビタミンC量は加齢とともに減少してしまうと言われています。しかも経口摂取した抗酸化成分の大部分は、体内の組織や細胞内で使用され、皮膚の細胞にはわずかにしか行渡らないことも分かっています。

 

しかし高濃度のビタミンC製剤(10%以上配合)を直接皮膚に投与すると、皮膚内のビタミンC濃度を増加させることが出来ます。動物実験の結果、ビタミンCで処理された皮膚は、コラーゲン新生によりビタミンC無し処理の組織より厚く元気になることが判明しています。

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その他にもビタミンCは炎症を軽減させて皮膚のUV損傷を抑制する効果が。これはビタミンCの局所投与がUVによる皮膚の免疫能抑制を防止することを示しています。さらにビタミンCは皮膚表面のケアだけでなく、深部損傷に対する保護作用もあります

 

このように、レスターパッカ―博士は、ビタミンCを直接皮膚に投与すると、皮膚の血流を改善させて若々しい輝きを与えるだけでなく、コラーゲン新生で小さなしわを減少させ、免疫力向上や損傷保護効果で皮膚の色調を改善して若々しい外観を与える、と研究結果発表にて明示。そうして現在の、世界中でのビタミンC有効活用に繋がっています。

※参考書籍:アンチオキシダントミラクル 健康長寿へのサプリメント (KS医学・薬学専門書) レスター・パッカー (著), キャロル・コールマン (著), 井上 正康 (監修)

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